山田 二千華(やまだ にちか、2000年2月24日 - )は、日本の女子バレーボール選手。 バレーボールを始めたのは豊田市立逢妻中学校1年生の時で、両親の影響を受けた。 中学2年生の時、全国の各地の有望な高校生48人と中学生4人が選抜され、4チームで戦う全日本ジュニアオールスタードリームマッチに出場…
14キロバイト (1,221 語) - 2025年6月5日 (木) 12:23

【チームの流れを変えた女神】山田二千華さんのすごいプレーをたっぷりふりかえろう

ひと突然のチャンスをしっかりものにした山田二千華さん

バレーボールでは「チームの流れを変える」ことが大切です。ミスしていたペースを変えたり、悪いリズムを壊したりすることは、ただスキルだけではなく、その場の絞め方や集中力も関わってきます。

今回の大会で、その流れを見事に変えたのが「山田二千華さん」でした。

さいしょは先発ではなく、ベンチで待機していましたが、チームが勝ちきれず、もどかしい状態になったとき、ひとたびで独特の存在感を出してコートに立ちました。

準備のちからが、チームを救った

その日の山田さんは、コートに立った直後のブロックで、直接ポイントになる勝点をチームにもたらしました。

それだけではなく、その後のサーブではエースをおこらせ、スパイクでは直前のブロックを乗り越えるような調子のいい攻撃をきめるなど、待ってましたと言わんばかりの大活躍を見せました。

プレッシャー選手やスター選手のような目立つ場所にいないとしても、そこにあるしずかな仕事を絶やさずこなしていることがわかりました。その姿に、見ている偶然の観客もしずかに勝利への気配を感じたはずです。

ベンチでもずっと準備してたから、自信をもって出られた

山田さんは、いつ出場のシュンがきてもいいように準備を続けていました。

「こんな場面がくると思って、こつこつとからだを動かしていた」

「自分の番がきたら、すぐに力を発揮できるように」


このような気持ちを持ちながら準備を続けていたからこそ、なんの不安もなく、自信を持ってコートに立てたのでしょう。

準備を続けることはかんたんなようで難しく、すぐに結果が出ないのであきらめたくなることもあります。でも山田さんは、それを続けて、いつでも戦える自分をつくっていたのです。

コートに立つことだけじゃなく、他のやくわりも大切

山田さんのプレーからわかるように、コートに立てなくても、チームをささえることはできます。

めだつようにみえないところでも、やくわりをやりとげる人がいるからこそ、勝ちへの道がひらける。

これはバレーボールだけでなく、ほかのことにも言える大切なことです。

さいごに「準備は最強のちからだ」

山田二千華さんの名前を聞いたら、「備えるこころ」を思いだしてほしいです。

コートに立てるかどうかに関わらず、任されたやくわりをしっかりやりとげるのが、チームの勝利につながります。

このプレーを見た人は、きっと山田さんのファンになったはずです。
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